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外被せの方法
まずは竿を焼いて、先端に色ガラスをつけます。
色ガラスが大きい時は竿に糊代わりにクリアガラスをちょっと付けることもあります。
ちょっと息を入れて丸く膨らませます。
新たにもう1本の竿を用意し、土台となるクリアガラスを巻きます。
色ガラスの方の竿は冷めすぎないように確認しながら…。
最初に作った色ガラスにクリアのガラスを巻いて大きくします。
このガラスは切り離しをするので括り目(くくりめ)を入れます。
土台になるクリアガラスに色ガラスの球をくっつけます。
色ガラスの底の部分だけを柔らかくして双方のお尻同士をくっつけます。
色ガラスの括り目で竿から切り離します。
色ガラスの球だけを柔らかくしながら、でもクリアのガラスも割れない程度に温めます。
色ガラスの口の開いたところを広げます。
ガラスが冷える前にグローリーで焼き直しながら作業します。
下玉のクリアガラスが焼けない様に、色ガラスをしっかり焼いて回すと
色ガラスの球がお皿状にが遠心力で平らに広がります。
紙リン(濡らした新聞紙など)で底の方から竿元へ向かって被せます。
気を抜くと泡を挟み込んでしまいます。
エアーで灰などが挟み込まれない様に風圧でゴミを吹き飛ばします。
何度も焼き戻しをしながら最後までしっかり被せます。
竿に近いところをマーバーできちんと段差が無くなる様にならします。
必要な量で球状に括ります。
これで色ガラスが1番外側に均一に着色できました。